スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

手札構築型カードゲーム【雇われギルド】紹介(第二回)

3D6のイラスト担当、午後Teaです。
今回は【雇われギルド】のバックストーリーをからめつつ、コンポーネントの紹介をさせて頂きたいと思います。
第一回の記事はコチラからどうぞ。
ヘッダー2

手札構築型カードゲーム【雇われギルド】紹介(第二回)

【コンポーネント】
88.jpg
【雇われギルド】には10種類の傭兵カードと【市民】カード、得点表、および画像は割愛していますが得点表に乗せるマーカーが封入されています。
なお、画像は開発中のものです。角丸加工等も行うため、画像と実物は異なります。

≪【市民】カード≫
9.jpg
【市民】カードは手札を構築する際、カードを5枚そろえる前にリソースが尽きた場合に手札に加える、言ってみれば「数合わせ」用のカードです。パワーも特殊効果もなく、無力な彼らは傭兵ではありません。そのため、傭兵の所属勢力を示す”旗”のシンボルマークが与えられていません。

【傭兵とシンボルマークの紹介】

7.jpg
赤い布地に火を噴くドラゴン。交差する二つの剣。この旗が描かれたカードは、この国の”王国軍”です。

では個々のカードを紹介していきましょう。

4.jpg
【特殊効果:この戦闘では「自陣に戻る」が含まれる効果は無効化される。】
王国軍を率いるのは歴戦の”将軍”です。将軍は卓越した指揮官であり、戦場において敵兵を取り逃がすことはありません。
2.jpg
【特殊効果:2枚以上の【騎士」が同時に場に出た場合、このカードは戦闘をせずに自陣に戻る。】
”騎士”もまた、この王国軍を象徴するカードです。彼女たちは高潔な魂を持つが故に、仲間同士で争うことを良しとしません。戦わないことで得られる物もそこにはあるのです。

6.jpg
紫の布地に三日月。銀の蠍。この旗が描かれた5枚のモチーフは、”辺境の異民族”です。
大陸の南方には砂漠が広がり、そこには王の権威も届きません。
この土地で最も大きな力を持っているのは、民の尊敬を一身に集める領主です。

では、カードを紹介していきましょう。

3.jpg
【特殊効果:ゲーム終了時、このカードが自陣にある場合、自陣に置かれた【市民】の勝利点を2倍にする。】
誉れ高く賢明な”領主”は、民である市民の力を倍増させます。政治の要諦を理解している彼にとって、市民は無能な捨て札ではなく自陣に囲うべき貴重な存在なのです。
【領主】の持つ効果は全カード中最高の爆発力を秘めています。このカードを手に入れたラウンドで、何枚の市民を獲得できるかが勝利のカギを握ります。

しかし、領主の威光をもってしてもなお、この辺境には数多くの”野盗”が出現します。
1a.jpg
【特殊効果:ゲーム終了時、このカードが2枚以上自陣にある場合、このカードの勝利点は0となる。】
彼らは単独では無害な存在です。しかし2人、3人と集まれば悪事を働き、戦争の勝利に貢献することはなくなるでしょう。小悪党が群れを組むと、ロクなことにはならないものです。
5.jpg
【特殊効果:このカードを表向きで出した場合、自陣から任意のカードを1枚、取り除いてもよい。】
砂漠は神秘の土地でもあります。文明の光が届かないこの場所では、”占術師”が行う古典的な占術が未だに信仰されているのです。
しかし――――この原始的な占いが、思いもよらず真実を告げることも、決して珍しくありません。
このカードが持つ特殊効果の価値は一目瞭然でしょう。これ一枚を手札に入れておけば、【間者】や【野盗】は恐れるに足りません。反面、パワーは貧弱です。このカードで純粋な勝利を収めることは困難かもしれません。

以上で、コンポーネントおよび世界観の説明は終了となります。お付き合いありがとうございました。


***********************************************************************************
■零れ話 兼 忘備録(興味のある方だけどうぞ)

【雇われギルド】のテスト版が作られたとき、このゲームには世界観と呼べるものは殆ど存在しませんでした。
精々が「中世っぽい世界が舞台」という設定があったくらいです。当然、”旗”のシンボルマークも存在していませんでした。

転機となったのは、製作開始から1か月を過ぎたころです。ある日、”うずら”(企画の言いだしっぺであり、サークルの代表であり、経理担当であり、デザイナーです)がカラオケでこんなことを言い出しました。

「【市民】以外のカードは5枚ずつ2組に分けてるけど、それぞれにシンボルマークをつけて欲しい。適当にちゃちゃっと描いちゃってくんね?」

言うまでもなく、「なんか適当にデザインして!」というのは極めて難題です。(「イッペンてめえも描いてみろ!」と言いたくなる程度には。)
加えてシンボルマークを決めるということは、同じシンボルを共有するカード同士に何らかの関連性を持たせるということです。
その為、キャラクターイラストやシンボルマークの作成に先立って2つの組それぞれに異なる方向性と統一感を設定する必要がでてきました。
【斥候】【間者】【弓兵】【騎士】【英雄】
↑は、後の「王国正規軍」のテスト版でのカード名です。この5枚を、共通のシンボルを持つひとつのグループとして統一する。。。
身をよじりながら考えた挙句、「王国の軍人」という設定で統一することにしました。
テーマは「スタンダード」です。もともと違和感があった【英雄】を【将軍】という名前に変更し、キャラクターのデザインもあえて特徴のないものとしました。

1組目を王国正規軍として統一した上で、シンボルマークは「軍旗」にしようと決めました。
サンプルになる資料が多く、アレンジも容易だと感じたからです。
シンボルのデザインも、キャラクターデザイン同様に王道を意識しました。ドラゴンと剣。ベッタベタですが、「王国正規軍」のシンボルとしては適切なチョイスだったと思います。
※このときサブ案として描いた獅子の顔は、後にコインの模様として転用しました。

2組目は、1組目と対照的な属性でまとめたほうが面白い。そう考え、「辺境で戦う野蛮な軍団」でデザインを統一することにしました。
候補は二つありました。ヴァイキング的な海賊団と、オリエンタルな異民族です。
決定打となったのは当初「司祭」と名前を付けていたカードでした。
辺境で戦う軍団の中に「司祭」がいるのはいかにも不自然。
いいカード名はないものかと考えるうち、ふと人狼の首つりに思い至りました。「自陣(自分の仲間)から不利益なカードを1枚追放する」という効果から、狼を見つけ出した占い師の姿を連想したのです。「司祭」は「占術師」に変更しました。上にも画像を載せているカードです。

この時点で、2組目の方向性は決定しました。神秘的な職業は、海賊より異民族っぽいでしょう。
しかし、デザインというのは難しいものですね。今回の制作を通して、同じくゲームマーケットに出品する諸先輩方やプロのデザイナーの偉大さの一端を思い知った気がします。

以上、制作のこぼれ話でした。

次回は【ヒロインズ×ロワイヤル】のコンポーネントを紹介予定です。

【ヒロインズ×ロワイヤル】同時作成中!
バナー2
【ヒロインズ×ロワイヤル】第一回紹介記事はコチラ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Twitter
Profile

うずら

Author:うずら
TRPGやカードゲーム、ボードゲームでたくさん遊びましょう!

Topics
Comment
Category
Counter
3D6へのお問い合わせ
ゲームのルールについてのご質問は、最新記事のコメント欄へお願い致します。
Link
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。